2022-10

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書評

強健な心身づくりを諦観『自分を鍛える』

この本と出合わなかったら、今の自分はないという本がある』本書『自分を鍛える』(ジョン・トッド)の黄色表紙を捲ると、真っ先にこの言葉が目に飛び込んできます。また一冊、良い本との出会いを感じた瞬間を思い出します。訳者(渡部昇一)の思いが綴られています。
書評

三層構造をなす未完の書、心を癒やしてくれる『パンセ』

『人間は考える葦である』この有名な言葉で知られる『パンセ』は、護教論、理性領域、信仰領域の三層構造からなる「未完の書」である。 これは、本書『パンセ』(パスカル)で、訳者前田陽一氏が最初に記した内容です。この「謎深い表現」に強く惹かれました。
書評

ものの考え方に気づく『議論のレッスン』

『日本の社会では、場所を問わずわけのわからない議論の論理でことが決定されている』本書『議論のレッスン』(福澤一吉)の「あとがき」にこう記されています。就職間もない頃、多くの会議に出席し、当時全く同じ感想を持ったことを回想できます。今では懐かしい。
書評

考えるとは?『思考の整理学』

『われわれはそれぞれ、いつのまにか我流の考え方、自分だけの考えのまとめ方をもっている。』本書『思考の整理学』(外山滋比古)の「あとがき」に記されたこの言葉に深く得心しました。本書は考えるとはどういうことか、考えを深めるのに良い教材といえます。
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