不易流行論『芭蕉入門』
2023-08
人が死を感じるとき『天命(五木寛之)』
『ひょっとしたら死ぬかもしれないと思ったことが、私には何度かありました。』これは、本書『天命』(五木寛之)に記されている著者の言葉です。『死をどう受け入れ、どう乗り越えなければならないかという問題は、私の人生のなかで最終的な問題と言ってもよいものでした。』
VIVAって知った櫻井家と不思議な魅力を放つ俳優『文・堺雅人』
『堺雅人は鞄に原稿を書くための道具を入れて、持ち歩いている。』俳優堺雅人を表わす姿の一つであるように感じます。この本を手にしたのは、今話題のドラマ「VIVANT」の主人公を演じる俳優堺雅人の圧倒的な存在感に惹かれたからです。
百選錬磨の『FBIアカデミーで教える心理交渉術』
『選択過程に息を吹き込め』私は、この言葉を目にした瞬間、理解ができたわけではないのですが、その発する響きに惹かれました。そして、その意味を追うことになったのです。今回も本書から1つ、生き方に厚みを与えてくれる言葉に出会うことができました。
不易流行論『芭蕉入門』
不易の理を失わずして、流行の変にわたる。これは、本書『芭蕉入門』(井本農一)の「不易流行論」の章に記された蕉門十哲の一人北枝による「山中問答」にある言葉です。実に、意味深い言葉に感じます。私は、この「不易流行」という言葉がとても好きです。