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書評

偶有性を見逃さない『ひらめきの導火線』

『まずは、行動を起こすことが肝心である。』これは、本書「ひらめきの導火線」(茂木健一郎)の1章に記されている言葉です。続いて著者が記す以下の根拠に実利的な期待を感じました。『ほのかに灯った火を見逃さないこと。』と著者は、諭してくれています。
書評

未知のものに心惹かれていく『人生論ノート』

『旅は未知のものに引かれてゆくことである。』これは、本書「人生論ノート」(三木清)の「旅について」の章に記されている言葉です。私にとって「旅」は、特別な思いがある故晦渋の文章が続く中で、この言葉は迷わず深奥にしっかりと納まったのです。そう旅に。
書評

徹底して深く考える基本原則『マネジメント』

『基本と原則に反するものは、例外なく破綻する』これは、本書「マネジメント」(P.F.ドラッカー)の表紙を捲ると真っ先に目に入る著者の言葉。実に研ぎ澄まされた鋭敏な一言である。私は長きに渡りプロジェクトの責任者の任を務めてきました。思いは正義。
書評

成功する人のプロセスとは?『思考は現実化する』

私の持っている最も価値の高い財産とは、私が富を築いた方法、ノウハウだ。何よりもこれを世界の人々に、残してあげたいと思う。本書「思考は現実化する」(ナポレオン・ヒル)の序章には、こう記されていました。実に、興味深い言葉です。早々「せきがくの旅」に。
書評

今こそ読み直すべき一冊『半藤一利 昭和史』

日本人はなぜ戦争を繰り返したのか等、5つの教訓は、現在もなお生きている。日本人はなぜ戦争を繰り返したのか等、5つの教訓は、現在もなお生きている。同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直すべき一冊。本書「昭和史」(半藤一利)の表紙裏にはこう記されている。
書評

未来を創り上げる賢者の言葉『Words of Wisdom』

『世界的な成功者と同様、賢者の言葉を引き継ぎ、自分の人生を飛躍させる機会は与えられているのです。』本書「Words of wisdom」夏川賀央の「はじめに」に記されたこの言葉に深く得心し、私の「せきがくの旅」は始まりました。「言葉」は、私にとって、決断し、行動する際の「心の物差し」です。
書評

理論と実践、納得感があり腑に落ちる『経営の教科書』

松尾芭蕉の「不易流行」。「不易」と「流行」は、互いに対立するものではない。「流行」は咀嚼されて時間の経過と共に「不易」の一部となり、「不易」を突き詰めていった先に「流行」が生まれる。この言葉から本書「経営の教科書」(新将命)は始まる。
書評

創造することからの感動『あなたにもわかる相対性理論』

「E=mc²」アインシュタインが「光速度不変の原理」から導き出したこの式をご存知の方は多いと思います。しかし、この式を表すたった3ページの「第2論文」を知る人はそう多くはないと思います。それは、「世界を変える可能性のある」画期的なものでした。
書評

学会の権威が明快に解き明かす『世界の名著』

『世界の名著は、いわば、天を摩す巨木の森である。』本書「世界の名著」(河野健二編)のプロローグに記された言葉です。この言葉の下地となっているであろう意味の深さに惹かれました。その巨木を一本一本伐りだす作業が、とても価値ある事のように感じたのです。
書評

人類の希望と言える『生命科学的思考』

生命の最大のミッションは、とにかく生き残ること、そして、個体として生き残り、種が繁栄するという原則。生命の起源に強い興味を頂き始めた頃に本書「生命科学的思考」(高橋祥子)に出会いました。私の最も深めたいと考えていた知識と考察が網羅されていました。
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