新しい自分『人生が変わる最高の教科書論語』

書評

ひろく文を学びて、これを約するに礼を以て
せば、亦以てそむかざるべきか

これは、本書『人生が変わる最高の教科書
論語』(小宮一慶)で紹介されている論語
の一節です。

素直に得心の行く一節です。

慎み深さをもって学ぶことが肝要であると
理解をしています。

決して、得た知識をひけらかすことなく。

本書の表紙には、次のような3行が
記されています。

・悩んだら、読む
・迷ったら、読む
・進む時も、読む

実に心惹かれる反復法による表現です。
読み手の深奥に迫る「言葉の連鎖」を
感じます。

私にとっては、3行目の響きがとても
印象的で、快く気持ちが動きました。

熟慮の末決断し、いざ、断行すべき際に、
最終的な迷いを断ち切るよき最後の箴言
となります。

論語、この言葉が放つ、
2500年前の強いメッセージ。

ぜひ、「新しい自分」を築く喜びを感じて
頂ければと願っています。

本書が導く「せきがくの旅」、
お勧めです!

本書は、以下の5章で構成されています。

・自分を磨く
・人間関係を整える
・結果を出す
・逆境の自分と向き合う
・世のため、人のために生きることが

 自分のためになる

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本書で学んだ素敵な言葉

君子はげんとつして、行にびんならんと欲す

本書「結果を出す」の章より

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新しい自分を築き、人生が変わる瞬間を楽しんでほしい!

『新しい世界に入るには先達に教えを乞い
関連法規を学ぶ』

これは、本書の「第三章」に記されている
著者の言葉です。

目指すべきものが見え、全力で立ち向かい
やがて達成できたその時に訪れる「瞬間」
を楽しむ。

この「瞬間」に、なんともいえない
「心の揺らぎ」を感じます。

それは、新たな目標に向かって進む
「強い意志と熱量」だと感じています。

その思いを支えてくれるのが、
「論語」です。

本書の導きに従い、夢形成から達成に
向かう人生路をしっかりと進んで
いってほしいと願っています。

一度しかない人生です。
楽しむために、「論語」を正しく学ぶ
ことをお勧めしています。

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新しい自分を作り、人生を豊かに生きるための著者の考え方

『論語には、人生を強く、しなやかに生き
抜くうえで必要な原理原則が書かれていま
す。』

これは、本書「人生が変わる最高の教科書
論語」(小宮一慶)に記された言葉です。

慧眼によって読み取られた畏敬の
籠められた表記に感じます。

さらに、著者は、論語について以下の
ような捉え方をしています。

『論語にあるのは、人生を豊かに生きる
ための考え方です。』

「考え方」、大事ですね。

私も常に「考え方」を意識して、日々
決断、対処を行っています。

「正しくあること」が全てだと
思っています。

著者は、京セラの創業者である稲盛和夫氏
の言葉、「人が成功するための考え方」に
ついて紹介をしています。

能力×熱意×考え方

なぜ、掛け算であるのか、そして、
考え方は、マイナス100点からプラス
100点で評価する意味について解説が
なされています。

得心の行く考え方です。

著者は、本書「はじめに」の最後で、
以下のことを記しています。

『スキルやテクニックを学ぶことも大切
ですが、まずは、論語から生き方を学ぶ。
そのほうが、成功する確率やスピードは
格段に速くなるのです。』

本書を読み進めることで、多くの人が、
新しい自分に成長し、人生が変わる体験
を手に入れることができると思います。

私がそうであったように。

そして、またひとつ、自分を広げることが
できたように思えると思うのです。

本書は、多くの方々に
一読をお勧めしたい一冊です。

では、本書の中で私が特に興味を惹かれた
箇所を引用しておきます。

本書に綴られた考え方を知り、自分は
どう考え、どう行動に活すのかを、
ぜひ、考えてみて頂ければと思います。

【引用5選】

❶仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、
ここに仁至る

仁は遠いものだろうか。自分から仁を
求めれば、仁はやってくるよ。

(仁を得ようと思わない限り、仁を得る
ことはできない。)

❷君子は和してどうぜず、小人しょうじんは同じて
和せず」

君子は人と講和するが雷同はしない。
小人は雷同するが調和はしない。

(君子は人に振り回されることはありませ
ん。なぜなら、まわりに流されることを防
ぐ自分の「軸」をもっているからです。)

あやまてば則ち改むるにはばかることなか

過ちがあれば、ぐずぐずせずに改めよ。

(最終的に結果を出せるかどうかは、
失敗した時にどのような行動をするか
によって決まる。)

❹君子は諸れを己れに求む。小人は諸れを
人に求む

君子は自分に(反省して)求めるが、小人
は他人に求める。

(立派ですぐれた人物は、自信を省みて
反省するが、度量の小さな人物は相手の
落ち度を非難し責める。

❺不義にして富み且つ貴きは、我れに於い
て浮雲の如し


道ならぬことで金持ちになり身分が高く
なるのは、わたくしにとっては浮き雲の
よう(に、実のない無縁なもの)だ。

(正しい行いをしていれば、利益は必ず
得られる)

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本書に私淑して私が思うこと

『かつての私のように長い間多くの人が
正しいと言ってきたことを学びたいと思
ってこの本を手に取られたのかもしれま
せんね。』

これは、著者が、本書「はじめに」に
記している言葉です。

私は、まさにそのうちの一人です。

私は、「正しいこと」を判断の基軸として
生きてきました。今後の人生もこの考え方
は変わることがないと思っています。

故に、「正しくある」ことが、
永遠のテーマとなります。

そのために多くの私淑と親炙を繰り返して
きました。本書もその中の一冊です。

私の「正しきこと」の定義は、一言で言え
ば、原理原則に照らしたときに迷いなく、
正しいと心から信じられることです。

「正しいこと」を根拠に行動している人を
人は信用し惹かれていくのだと思います。

以下は、著者が示すご自身の考え方ですが
実に得心の行く言葉だと感じています。

成功や幸福を本当に手に入れている人は、
例外なく、人生の原理原則(=正しい考
え方)を学び、実践している人たちばか
りです。

人は人生を歩む中で、「生き方」を学ぶ
意識を持つことがとても大事なのだと
思います。

自分の成長と共に「人生の原理原則」の
理解も広がっていくのだと思うのです。

良き考え方を学び、自分で考え、行動に
移す。そして、その結果を振り返り、
また、考え、行動に移す。

生涯追い求めていきたい「目標」を
見い出し、その達成のために
「行動」し続ける。

これが私の描く「人生の定義」です。

そのためには、いくつになっても、
「新しい自分」をもとめ、学び続ける
ことが大事だと考えています。

そして、こう思うのです。

人生の目標を「成しえた」と思える
そのときが、「人生の扉」を閉じる
ときなのだと

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まとめ(「新しい自分」)

『自分を笑える人は強いのです。』

これは、本書「逆境の自分と向き合う」の
章に記されている著者の言葉です。

私は、この言葉が強く心に残っています。

自分を笑える人は、自分に自信がある人
だと思うのです。

私もそうした思いで、自分の足りなさを
認め、笑えるようでありたいと思ってい
ます。

こんなことがありました。

私が営業用の動画を撮影し、最も信頼する
知人に評価をしてもらった際のことです。

「え~」が多すぎますよ!
との感想。

自分では上手く撮れたと思っていたのです
が、指摘されて見直して見ると実に酷い!

「大平元総理」の「あ~、う~、え~」
に負けてないね(笑)

と、返信をしてすぐに撮り直しました。

自らの力不足を認め、笑って修正する
ことに、心が素直に向かいました。

また、ひとつ、自分を成長させることが
できたように思います。

本書と知人のおかげです。

私淑の一番の良さは、やはり自分の
成長を支えてくれることだと思います。

良き書籍と良き人に出会えることは、
とても幸せなことです。感謝、感謝!

本書は、自分を成長させてくれる一冊
だと思います。お勧めです。

ぜひ、一読されて、ご自身を広げるため
の教科書のひとつにして頂ければと、
願っています。

ボアソルチ。

株式会社CSI総合研究所
 代表取締役 大高英則

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