【癌克服奮闘記6】癌を消す筆!心の揺らぎを越えて 痛みのなかで

健康人生研究

第5話:痛みのなかで ― わからなさと共にある日

今、背中の激しい痛みに耐えながら、これを記しています。

座薬を使っても痛みは和らぎません。

息を止めながら、一行一行、なんとか文字を綴っています。

今日は正直に言えば、弱気です。

「痛みに慣れる」なんて、やはり理屈でした。

この苦しみが続けば、心まで沈みそうになります。

さらに――

原因がまだ明確ではないという事実が、不安を大きくしています。

前立腺癌の疑い、PSA値の高さはある。

けれど、骨への転移は?

この背中の痛みは本当にそれが原因なのか?

それとも、まったく別の何かがあるのか?

“わからない”ということは、心をどこへも置けなくします。

この不確かさが、痛みとは違ったかたちで私を追い詰めているのかもしれません。

でも、だからこそ今、この気持ちを残しておきたいと思いました。

「大丈夫」「頑張ろう」だけでは語れない日もあります。

そんな自分を、ありのまま記しておきたいのです。

もし、これを誰かが読むときに、

「こんな日もある。でも、それでも書こうとした人がいた」と感じてもらえるなら、

この痛みも、不安も、きっと意味があるのだと信じたい。

また明日。

そう言える日を願って、今日はこれで終わります。

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