自分らしい生き方の先にある『いい人生の生き方』

書評

「自分らしい」生き方を大切にして
生きてきました。

自分の本質的なところは変えず、
いい影響を受けて広げていく。

そうした成長の仕方も
「いい人生の生き方」に通じる

そう感得できたように思います。

『いい人生の生き方』(江口克彦)は、
それまでの私の「生き方論」に厚みと
いろどりを添えてくれたと感じています。

本書をめくると、心地よく文章が流れ、
「穏やかな時間」を過せます。

自分らしさを大切にしている方には、
より深みのある人生を過ごすために。

自分の向かうべき先に迷いがある方
には、きっと楽しく生きるヒントが
得られることと思います。

人生に彩りを添えてくれる一冊。

温かいコーヒーと共に、ゆっくりと
読み進めて頂ければ、、、
おすすめです!

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心に残る素敵な言葉

人生に彩りを添える

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ほっとできるひと時を持ちたい方へ

・忙しく心にゆとりがない

・自分を見失いかけている

・将来に不安を感じている

心は正直です。

こうした思いをそのまま新奥しんおう
深深しんしんと重さね合わせていきます。

それは直ぐに解決することはない故、
逆らうことなく、しばし共に過ごして
やり過ごすことも、時には肝要かんよう

と、そのように思うのです。

そして、少し目線と心の向きを
別に向けてみる。

その向け先はというと、
本書『いい人生の生き方』。

・人生に彩りを添える
・信条を持てば、生き方に筋が通る
・水は方円の器にしたが

こうした粋な言葉に身を任せ、ゆっくり
とした時間の流れを感じ、くつろぐことで、
自分の色合いも少しづつもとの色に戻る。

焦ることなく、諦めることなく、時には
しぶとく本来の自分を感じれる時を待つ。

もし、今が辛く感じるときであるのなら、
必ず、心から笑顔で輝けるときは訪れる。

その時まで、「素敵な言葉たち」が、
きっと寄り添ってくれます。

そして、忘れないで欲しい、
いつも、あなたのことを
気遣っている人がいることを。

~ひとりではない~

ほっとしたい時、
ぜひ、本書と過ごしてみて下さい。

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「言葉の力で人生は輝く」と箴言する著者の考え方

『人生に彩りを添える』
これは、本書第1章3の見出しです。

実にいい響きの言葉です。

人生が豊かになり、楽しくなるような
そんなイメージが湧いてきます。

どのように考え、どう行動すれば、
そうした状態になれるのか。

本書は、まだ見ぬ「素敵な未来」を示し、
そこに行きつく為の道筋を照らしてくれる
人生の水先案内人です。

いい人生とは何か?

それは言うまでもなく、
普通の生き方であろう。

これが著者の基本的な考え方
のようです。

簡単なようで、重い言葉に感じます。
著者は、以下のように解説しています。

(以下、本書まえがき)

普通に生きることは簡単なようで
簡単ではないかもしれない。

要は、為すべきことをなし、
為すべからざることをしない。

言うべきを言い、言うべきでないことは
言わない。

普遍を堅持し時代に合わせて改めていく。

理法すなわち基本を押さえて応用する
ことである。

(以上、本書まえがき)

いかがですか?

非常に基本的なことが語られています。
しかし、意味深い言葉です。

本書は、粋で、心を明るくしてくれる
言葉の宝庫でもあります。

著者が本文中でつづ箴言しんげんの言葉群、
ぜひ、その言葉の意味を味わい、
自分の心で感じ、考えてみてください。

きっと、新しい発見があり、新しい感覚が
芽生えてくることと思います。

以下に著者の「いい人生の生き方」箴言集
の一部をご紹介します。

【引用5選】

❶人生に彩りを添える。自分が主人公に
なって行動を起こせば、生きがい、働き
がいが生まれる。人生が輝いてくる。

❷自分にとって、もっとも価値あるものを
見いだし、その達成に向けて励む。
信条を持てば、生き方に筋が通る。

❸心の化粧とは、常に何を考えているか
である。そして、あることにどれだけ
耐えているかである。

考えることによって心を作り上げ、
耐えることによって心は浄化する。

❹熱意があれば心が変わる。心が変われば
行動が変わる。

自分に足りないものがあれば、それを補う
工夫をし、わからないことがあれば、知っ
ている人を尋ね教えを乞うようになる。

だから、行動が変われば結果が変わる。

❺人を判断するのは、専ら外観によって
いるが、その根本は心から滲み出るもの
だ。それがその人の印象となる。

そして、確実に、人はその心の発露を
読み取っていく。

次に、私が本書で得た気付きと考え、更に
その後の人生において受けた影響について
お伝えします。

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いい人生の生き方に関する私の考えと行動

『いい人生の生き方』

この標題がとても気になりました。

とにかく走り続けてきた人生。
目的があり、達成する為に戦う日々。

問題を見極め原因を究明し、対策の為の
意思決定とリスク分析、そして、
人を動かすマネージメントの連続。

正直、心身共に、くたくたでした。

こうした組織で多くの人と共に過ごす中
あるときから心の中で、自分に問いかけ
るようになりました。

このままでいいのか?
一度きりの人生。

組織のために生きるのではなく、残りの
人生は、自分のために生きていきたい。

独立を決意しました。

そして、『いい人生の生き方』について
ゆっくり考える時間をもてるように。

本書からいい言葉をたくさん得ることが
できました。

「人生に彩りを添える」

とても、いい響きです。

どう彩りを添えていくか?

それは、目標に向かって歩きながら
身についていくもののように思います。

新たな挑戦、新たな出会い、前に進む
ことで身に纏うものが増えていく、と。

人生において向かうべきものが定まる
ことは幸せなことです。

人生の目標が見つかり、それに向かって
努力していけることが、「いい人生」の
1つだと思うのです。

私は、多くの時間を悩むことで
過ごしてきたように思います。

そして、向かうべきものがその中で
定まりました。

それは、問題解決の為の合理的思考を
中小企業の経営者と社会にでていく前
の子どもたちに伝えることです。

問題解決の思考術の著者である
飯久保廣嗣氏に教えを受けた合理的
思考は、私にとっては心の保険です。

この合理的思考のおかげで、問題が
生じても慌てることなく処理できる
自信が身に付きました。

悩みの多くは、この問題解決の手法
を知っていれば解決できるのです。

「少しでも多くの人に合理的思考を
知って欲しい」と強く願っています。

そのために、行動していきたいと
思っています。

これが私の「いい人生の生き方」と
自信をもって言えるように。

本書の頁を捲る都度、共感できる言葉
に出会いました。

自分にとって相応しい「いい人生の
生き方」を探しながら、ゆっくりと
読み進めて頂ければと思います。

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まとめ(行動すれば人生が輝く!)

今回は、『いい人生の生き方』(江口
克彦)についてお伝えしました。

・人生に彩りを添える

・心の化粧とは常に何を考えているか

等々、心に粋な箴言集。

長い人生、ほっとしたくなったら、
こうした言葉群に囲まれて過ごす
のも良いです。

「いい人生の生き方」は人それぞれ。

ただ1つ言えることは、
「自分を好きでいれるかどうか」
だと思うのです。

そのために、自分に正直に、
自分を大切にして生きる。

勇気をもって行動を起こす。

自分を大切にできれば、周りの人を
幸せにできる、とそう思うのです。

忘れないで欲しい!
その素敵な笑顔をいつも見ていたい
と思う人がいることを。

本書は、生きる指針を示し、勇気を与えて
くれる心の拠り所となる一冊です。

ボアソルチ

株式会社CSI総合研究所
 
代表取締役 大高英則

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