知っておきたい仕事の基本スキル『MBA必読書』

書評

『セオリーに沿って、現実に即した戦略を
合理的に議論した。』

本書「世界のエリートが学んでいるMBA
必読書」(永井孝尚)
の頁をパラっと捲っ
た瞬間に目に飛び込んできた言葉です。

セオリー、現実に即す、合理的、議論。

私が最も好む語彙でしたので、
強い興味を抱くのに、そう時間は
かかりませんでした。

理論だけでは問題は解決しません。
問題は時と共に進化するものです。
そして、人と共に。

故に、現実経験だけでも良策は、
生まれません。

セオリーと現実経験の融合的対処が
必要なのです。

こんなふうに日頃考え行動をしている
ものですから、本書との出会いは、
とても嬉しく思えました。

先人によって纏められたセオリーを
学び、自分であればどう考えるかを
常に問いながら、新たな問題の解決
に挑む行為がとても大切なのです。

問題の現象、規模、性質等は、日々
進化をしています。

限られた時間と情報の中で、
早期に解決策を見出すためには、
「〇〇理論に基づいた戦略はどうか?」

等々の議論の仕方は、必要な解決手法の
一つだと思っています。

過去実施した対策では対処できない事案に
対しては、時代が過ぎても通用するセオリ
ーを根拠としダイナミックな議論が必要。

新たな戦略立案を職務とされている方には
必見です。

ぜひ、いつも手元において、何度も読み
返し、いつでも議論の遡上にあがるよう
試みて頂ければと思います。

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本書で学んだ素敵な言葉

経営理論は面白く、仕事でも役立つ。

ビジネスの普遍的な思想や理論を学べるし
困ったときの指針にもなる。

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経営に活かせる基本スキルを習得したい方へ

経営者には、2つの種類があります。

創業者としての経営者。そして、創業後の
継続発展を責務とする経営者。

いづれの場合も、新たな価値創造に挑み
続ける必要があります。

そして、新たな取り組み故に、過去に経験
のない問題も生じてくることでしょう。

そんな時、どのように対処すべきか?

私は、まずは、先人によって築かれた普遍
的な知恵といえるセオリーを知るべきだと
考えています。

時代は変わり、問題となる対象も進化して
いますが、基本的な考え方は、学ぶべきで
あると思うのです。

そして、そのセオリーについて、自分なら
こう考えるという取り組みを行います。

更に、そのセオリーが抱える未解決の課題
に焦点を当て、考えを進める。

こうした考え方を共有できる仲間があれば
解決に向けて挑み続けることは可能である
と、そのように思っています。

「この件は、〇〇理論で考えれば、
こんな解決方法がイメージできる。
そこで、新たにこう考えていけば、
解決の目途がつくのではないか?」

こんな議論の展開が、理想的な姿だと
感じています。

日々の問題を解決し、経営を進める立場に
ある経営者には、ぜひ、本書を深く読み込
んで頂ければと思います。

世界のエリートが学んでいるMBA必読書
は、多くのセオリー習得に最適です。

本テーマに関連する私の書評
「正しい人間観『経営者の教科書』」
合わせてご覧ください。

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『セロリー』の活かし方と面白さを強調する著者の考え

『グローバルなエリートたちは、
ビジネスのセオリーを知っている。』

『本書で重視したのは、
❶仕事でどう活かせるか
❷わかりやすさ
❸面白さの三点。』

『ビジネスパーソンにとって大切なのは、
「仕事でどう役立つか」だからだ。』

本書「MBA必読書」(永井孝尚)
表紙裏には、こう記されている。

多くのビジネス書があるが、上記にある
ような実践的、かついつも手元に置きたい
書籍はそう多くはない。

本書は、とにかく面白く、仕事に役立つ
ことが実感できる書籍といえます。

過去にない問題の解決に挑む際には、
まず普遍的なセオリーを思い浮かべる
ことです。

そして、自らリアルに把握した内容と
独自のダイナミックな想像を融合させ
考えを深めることが大事です。

そのためには、できるかぎり多くの
セオリーを知っておく必要があります。

ぜひ、本書「MBAの必読書」から、
ご自身の思いと共鳴できる理論に、
深く触れてみて頂ければと思います。

本書でぜひ紹介したいセオリーを
少し引用しておきたいと思います。

【引用5選】

❶キャズムVer.2
顧客が新商品を買わない本当の理由

キャズム(大きな谷)を越えるためには、
「顧客の痛みの大きさ」を基準にして市場
を徹底的に小さく絞り込むことだ。

そして、その痛みを解決し、その小さな
市場のすべてのアーリー・マジョリティ
を取り込み、市場を制覇する。さらに、
その経験と実績を活かし、他市場に広げ
ていく。

❷アントレプレナーの教科書
いい商品なのに売れないのは、
顧客開発をしていないからだ

新商品を成功させるために必要なことは、
すばらしい製品を開発することではない。
顧客に幅広く意見を聞くことでもない。

「どうしてもその商品が必要だ」という
少数の顧客を見つけ、唯一無二の選択肢
になることだ。顧客の範囲を広げるのは
その後だ。必要なのは製品開発ではなく
顧客開発なのである。

❸ZERO to ONE
「隠れた真実」を探し出せ

競争自体、大いなるムダである。
「隠れた真実」を見つけ、それを実現して
市場をつくり、独占し支配すれば、ムダな
競争をせずに済む。

小さく始め、小さい市場を独占する。
そして、小さい市場を独占した後は、
規模を広げて拡大する。

ゼロから1(=新しい何か)を生み
出すには、最初に偉大なる意志が
必要である。

賛成する人がほとんどいない大切な
真実を見つけて実現する。

❹アダプト(=適合する)思考
失敗からの学びが進化を生み出す

計画に時間をかけすぎるな。失敗を恐れず
トライ・アンド・エラーでどんどん新しい
ことをやれ。

最も強い者が生き残るのではなく、最も
賢い者が生き延びるのでもない。

生き残って進化できるのは、環境に適合
し変わることができる者なのだ。

失敗前提で小さな挑戦を繰り返し、
失敗を失敗と認め、進化せよ。

❺フロー体験入門
好きなことに夢中になる技術

フロー(=流れる)状態にあるとあっと
いう間に時間が過ぎ、自分が強くなった
感覚を覚える。

フロー状態は、3つの条件が揃ったとき
に生まれる。

・具体的な行動を必要とする、明確な目標
があること

・行動した結果のフィードバックがすぐに
得られ、うまくいったかどうか分かること

・自分のスキルレベルとその挑戦レベルが
高いレベルで釣り合うこと

脳の能力を目一杯使った結果、人は創造的
になる。

能動的に好きなことをしているとフローは
起こりやすい。

フローを使って夢中になる経験があなたを
成長させる。

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仕事の基本スキルを高める為に、私が思うこと

仕事の基本スキル = セオリー ✖ 経験
✖独自思考

これが私の考え方の根源にある
「仕事の基本スキル」の方程式です。

私が生涯を賭けて取り組みたいと考える
人生のテーマは、2つ。

それは「価値創造」と「解決提案」です。

前者を構成する項目に、本書で重要視され
ているキーワードのセオリーがあります。

著者は、以下の体験談を話しています。

「海外ビジネスパーソンと仕事をするには
セオリーに沿って現実に即した戦略を合理
的に議論した。」

新たなものを創りだすには、想像を越す
多くのエネルギーを要します。

その際に大変心強く、頼りになる触媒が
普遍的なセオリーです。

私が大事にしている、大変頼もしい
セオリーが、いくつかあります。

その中の1つが、本書でも紹介されている
「キャズムVer2.0」です。

市場を小さく絞り込み、その市場が抱える
問題を解決し、全てのアーリー・マジョリ
ティを制覇する。その経験と実績を活かし
他市場に広げていく。

この「キャズムVer2.0」で示されるセオ
リーは、私が手掛ける事業にとても貢献
してくれています。

新商品を開発し、新しい市場を開拓して
いかねばならない事業ですので。

この新市場を創り出すためのセオリーと
自分で把握した現実市場とを融合させ、
新た独自思考により拡販計画を作り遂行
中です。

先人によって残された普遍的なセオリー
は、大変貴重です。

但し、机上論で終わってはなりません。
そこには、自分で現状把握をし、問題を
見極め、原因究明と対策策定が必要です。

優れたセオリーを多く蓄積しておくこと
は、とても大事なことです。

その為に本書は、大変有効なツールの
1つなのです。

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まとめ(基本スキル「セオリー」)

今回は、『MBA必読書』(永井孝尚)
についてお伝えしました。

本書で紹介されている普遍的なセオリー
50冊は、必ず価値創造と問題解決に役立
つものと確信しています。

繰り返しになりますが、時と事、そして、
人は進化しています。

当然、目標達成の為に生じる問題も益々
複雑化しています。

それ故に、解決のためには、次の式に
表す取り組みが必要になるのです。

セオリー ✖ 経験 ✖独自思考

『セオリー』はとても大事なのです。

そして、そこから現状を把握して、
自分の頭で考える事が、とても、とても
大事なのです。

著者は、次のように記しています。

『セロリーを学ぶ近道がある。
時代を越えて読み継がれるビジネス書を
しっかりと読み込み理解することだ。』

『そういう本からは、ビジネスの普遍的
な思想や理解を学べるし、困ったときの
指針となる。』

まずは、しっかりと本書を読んで、
仕事の基本スキルをしっかりと
身に付けることです。

そうすることで、きっと、まだ見ぬ素晴ら
しい仕事の成功と人生の喜び、楽しさを
知ることができることでしょう。

自分が定めたすばらしい未来(目標)に
焦点を定め、強く生きていきましょう!

ボアソルチ。

株式会社CSI総合研究所
 代表取締役 大高英則

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