◉PSA検査(正常値0~4ng/mL)を早めに!前立腺癌は早期発見で根治可能です。私はPSA値310でした。グリソンスコア8、前立腺癌、リンパ節と骨に転移し、ステージⅣ(5年生存率30~50%)、根治はなくなり共生の道を探っています。
けた理由」
背中の激痛の中で告知を受けたあの日から、手書きの日記とともに歩んだ278日
「ステージ4です」
その言葉を、私は背中の激痛の中で聞きました。
あなたが同じ立場だったら、どう受け止めるでしょうか。
前立腺癌ステージⅣと告知を受けてから、今日で278日目になります。
今、私はPSA0.01を維持し、前を向いて生きています。
しかし、ここに至るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
前立腺癌ステージ4と告知された日の現実
告知を受けたあの日、私は背中の激痛に襲われていました。
医師の口から告げられた「ステージⅣ」という言葉。
その瞬間、恐怖よりも先に訪れたのは、
現実をうまく理解できない、どこか他人事のような感覚でした。
「自分が?」
「なぜ?」
頭の中で言葉は浮かぶものの、
それを感情として受け止めることができなかったのです。
恐怖は後からやってくる
しかし、本当の恐怖はその後でした。
時間が経つにつれて、
現実が少しずつ自分の中に入り込んできます。
・これからどうなるのか
・どれくらい生きられるのか
・家族はどうなるのか
考えれば考えるほど、不安は大きくなっていきました。
恐怖とは、
「理解が進むほど大きくなるもの」なのかもしれません。
なぜ手書きの日記を始めたのか
私は、告知を受けた日から手書きの日記をつけることにしました。
理由は一つです。
「生きていることを、手で感じたかったから」
パソコンでもスマホでもなく、あえて手書きにこだわりました。
書くことで、
自分の内面と向き合う時間が生まれます。
忘れていた漢字を思い出す。
分からなければ調べる。
言葉のフレーズが自然と浮かんでくる。
その一つ一つが、
「自分はまだ生きている」という実感につながっていきました。
気がつけば、日記は単なる記録ではなく、
自分自身との対話の時間になっていたのです。
負の遺産が生んだプラス
この出来事は、間違いなく私にとって
「人生の負の遺産」です。
しかし、その負の遺産は同時に、
新しい価値も生み出しました。
・日記を書く習慣
・自分と向き合う時間
・言葉を大切にする意識
そして何より、
「どう生きるか」を真剣に考えるようになったことです。
何も起きなければ、
ここまで深く考えることはなかったかもしれません。
少しずつ変わっていった自分
日記を読み返すと、
自分が少しずつ変わっていったことがよく分かります。
不安と恐怖の中にいた自分が、
・どうすれば生きられるのか
・何をすべきなのか
を考えるようになり、
やがて
「生きるために必要なことはすべてやる」
という決意に至りました。
この変化は、日々の積み重ねの結果です。
PSA0.01を維持している現在の状態
現在、私のPSAは0.01を維持しています。
治療は、ゴナックスとイクスタンジを継続しています。
副作用もあります。
注射による腫れや、微熱が出ることもあります。
しかし、しっかり休めば回復します。
それもまた、
「生きている証拠」だと感じています。
治療費の現実と向き合う
正直に言えば、イクスタンジの費用は高額です。
この先も続くことを考えると、不安がないわけではありません。
それでも、私はこう考えています。
「今、生きているという事実に意味がある」
治療を続けることは、
未来の時間をつくることでもあります。
生きると決めた瞬間
日記を読み返すと、
はっきりと分かることがあります。
それは、
「生きるために必要なことはすべてやる」
と決めた瞬間です。
この決意が、
今の自分を支えています。
今の私が大切にしていること
今、私は前を向いています。
やるべきことも、
大切にしたいことも明確になりました。
孫と過ごす時間。
日常の何気ない瞬間。
それらすべてが、
かけがえのないものになりました。
それでも伝えたいこと
もし今、何か大きな問題に直面している方がいるなら、
伝えたいことがあります。
負の出来事は、確かに苦しいものです。
しかしその中でも、
人は「どう生きるか」を選ぶことができます。
そしてその選択は、
少しずつ未来を変えていきます。
結論:Forward(前へ)
人生は、思い通りにはなりません。
しかし、生き方は選ぶことができます。
だから私はこれからも
Forward(前へ)
この言葉を胸に、歩み続けます。
あとがき
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログ「せきがくの旅」では、
考える読書とともに、人生の気づきや思考の変化を発信しています。
もし何か一つでも感じるものがあれば、
あなた自身のこれからに活かしていただけたら嬉しいです。
ボアソルチ

コメント