書評 学会の権威が明快に解き明かす『世界の名著』 『世界の名著は、いわば、天を摩す巨木の森である。』本書「世界の名著」(河野健二編)のプロローグに記された言葉です。この言葉の下地となっているであろう意味の深さに惹かれました。その巨木を一本一本伐りだす作業が、とても価値ある事のように感じたのです。 2022.11.30 書評
書評 人類の希望と言える『生命科学的思考』 生命の最大のミッションは、とにかく生き残ること、そして、個体として生き残り、種が繁栄するという原則。生命の起源に強い興味を頂き始めた頃に本書「生命科学的思考」(高橋祥子)に出会いました。私の最も深めたいと考えていた知識と考察が網羅されていました。 2022.11.26 書評
書評 強靭な精神力を鍛える為の道徳規範『武士道』 強靭な精神力を鍛える為の道徳規範『武士道』。本書「武士道(新渡戸稲造)の第一章を開くと、この言葉が鋭く深奥に飛び込んでくる。そして、更に心は、次の一行に惹かれる。『武士道は、日本の象徴である桜花にまさるとも劣らない、日本の土壌に固有の華である。』 2022.11.17 書評
書評 発想を変える!ジョブズ『神の交渉力』 この本と出合わなかったら、今の自分はないという本がある』本書『自分を鍛える』(ジョン・トッド)の黄色表紙を捲ると、真っ先にこの言葉が目に飛び込んできます。また一冊、良い本との出会いを感じた瞬間を思い出します。訳者(渡部昇一)の思いが綴られています。 2022.11.10 書評