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書評

考えるとは?『思考の整理学』

『われわれはそれぞれ、いつのまにか我流の考え方、自分だけの考えのまとめ方をもっている。』本書『思考の整理学』(外山滋比古)の「あとがき」に記されたこの言葉に深く得心しました。本書は考えるとはどういうことか、考えを深めるのに良い教材といえます。
書評

物事の道理に適う『松下幸之助の思考法』

商品を売る前に経営理念を売れ。本書「松下幸之助の思考法」(大西宏)の第5章「経営理念を売る」に記されている松下幸之助氏の言葉です。「理念こそ命」と考え、経営理念を商品や行動という形にする。この記述を目にして、本書を手元に置きたいと思いました。
書評

知っておきたい仕事の基本スキル『MBA必読書』

セオリーに沿って、現実に即した戦略を合理的に議論した。これは「世界のエリートが学んでいるMBA必読書」の頁をパラっと捲った瞬間に目に飛び込んできた言葉です。私が最も好む語彙の連なりでしたので強い興味を抱くのに、そう時間はかかりませんでした。
書評

正しい人間観『経営者の教科書』

経営とは、仏教用語で人を育てるという意味である。この言葉は、いまでも心の深奥でしっかりと根付いています。人を育て、自らも育つ、そうした営みであると理解をしています。本書「経営者の教科書」(江口克彦)を幾度も私淑し考えた末の結果です。
書評

物事の本質を求めて『四書五経の名言録』

『仁は人の心なり、義は人の路なり』私はこの孟子の言葉がとても好きです。『仁』は思いやり。『仁』は思いやり。究極論で言えば人と人を繋ぐ最後の砦。『義』は、筋を通す生き方。互いにすれ違うことなく逍遥しょうようし、私の行動の指針となってくれます。
書評

心の安定を求めて『禅が教えるビジネス思考法』

『この一息に生きる。』この言葉の真意を求め今を生きています。残りの時間と構想の現実化を天秤にかける日々です。『未来は、いまの瞬間に何をしているかによって変わってくる。』本書『禅が教えるビジネス思考法』で、著者(枡野俊明)は、こう綴っています。
書評

豊かな人生に導く心読の書『自助論』

天は自ら助くる者を助く。サミュエル・スマイルズの著書『自助論』は、これまで幾度も読み返してきました。本書1章の1行目にあるこの言葉は幾つになっても強く心に響きます。成し遂げるために「心の置き所」を教えてくれます。目次からの期待を裏切りません。
書評

日本を守る危機管理投資&成長投資『美しく、強く、成長する国へ』

『日本人の矜持きょうじを取り戻すために、そして、確かな未来を切り拓くために、私のすべてを捧げることを誓う!』本書『美しく、強く、成長する国へ』(高市早苗)を手にし、表紙の裏のこの言葉を目にした瞬間、高市早苗議員への興味が強烈に深まりました。
興味

高市早苗政調会長、経済安全保障担当大臣で入閣

内閣改造(2022.8.10)において岸田総理大臣は、高市早苗政調会長を経済安保相に起用する旨の報道がなされています。高市政調会長は総裁選挙に立候補し、岸田総理と競った実力のある政治家です。岸田総理は経済安保相として起用する意向を固めました。
書評

脱成長コミュニズムで脱炭素&エネルギー問題を解決する『人新世の資本論』

脱成長コミュニズムが脱炭素とエネルギー問題を解決できるのではないか?本書『人新世の資本論』(斎藤幸平)を新聞で見かけた時直感でそのように思ったのです。マルクスが求めていたものは、無限の経済成長ではなく、大地をコモンとした持続可能な管理でした。
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