三層構造をなす未完の書、心を癒やしてくれる『パンセ』
強靭な不撓不屈の精神『代表的日本人』
『我々が後世に遺せるものは、金でも事業でも思想でもなく高尚なる生涯である。』これは、本書「代表的日本人」の著者内村鑑三が語った言葉です。私は、遺せるものは「遺物」ではなく「生涯」であるとする著者この言葉が示す深い意味合いに強く惹かれました。
幸せの総量を増やす『考える訓練』
『私には夢がある。私の夢は、世界の幸せの総量を増やすこと。』これは、本書「考える訓練」の著者伊藤真が、本書に記している言葉です。「幸せの総量」、実にいい響きです。人生を包み込むようなこの言葉の響きと、その影響力の大きさに惹かれました。いつも手元におきたい本の1つです。
物事の本質に迫る『学問のすすめ』
『本筋を見つけてきちんと通していく力が彼にはありました。』これは、本書「学問のすすめ」の著者福沢諭吉に関して、訳者(齋藤孝)が表したイメージです。私は、こうした生き方にとても惹かれます。「物事の本質」を押さえることを常に意識して生きてきました。
人生哲学『自分をあと1メートル深く掘れ!』
『自分の生き方に絶対の自信がつき、生きることに限りない喜びが満ちてくるのが新渡戸流「人生哲学」』これは、本書「自分をあと1メートル深く掘れ!」新渡戸稲造(竹内均解説)の表紙に記されている言葉です。いつも常に手元に置きたい書の1つになりました。
自分の生き方を貫く『続大人のための偉人伝』
『断固として自分の生き方を貫いた人たちばかりである。』これは、本書「続大人のための偉人伝」(木原武一)の表紙に記されている言葉です。9人に対して著者が共通して感じているイメージとのことです。ご自身の生き方にエネルギーを注いでくれることと思います。
偶有性を見逃さない『ひらめきの導火線』
『まずは、行動を起こすことが肝心である。』これは、本書「ひらめきの導火線」(茂木健一郎)の1章に記されている言葉です。続いて著者が記す以下の根拠に実利的な期待を感じました。『ほのかに灯った火を見逃さないこと。』と著者は、諭してくれています。
未知のものに心惹かれていく『人生論ノート』
『旅は未知のものに引かれてゆくことである。』これは、本書「人生論ノート」(三木清)の「旅について」の章に記されている言葉です。私にとって「旅」は、特別な思いがある故晦渋の文章が続く中で、この言葉は迷わず深奥にしっかりと納まったのです。そう旅に。
徹底して深く考える基本原則『マネジメント』
『基本と原則に反するものは、例外なく破綻する』これは、本書「マネジメント」(P.F.ドラッカー)の表紙を捲ると真っ先に目に入る著者の言葉。実に研ぎ澄まされた鋭敏な一言である。私は長きに渡りプロジェクトの責任者の任を務めてきました。思いは正義。
成功する人のプロセスとは?『思考は現実化する』
私の持っている最も価値の高い財産とは、私が富を築いた方法、ノウハウだ。何よりもこれを世界の人々に、残してあげたいと思う。本書「思考は現実化する」(ナポレオン・ヒル)の序章には、こう記されていました。実に、興味深い言葉です。早々「せきがくの旅」に。
今こそ読み直すべき一冊『半藤一利 昭和史』
日本人はなぜ戦争を繰り返したのか等、5つの教訓は、現在もなお生きている。日本人はなぜ戦争を繰り返したのか等、5つの教訓は、現在もなお生きている。同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直すべき一冊。本書「昭和史」(半藤一利)の表紙裏にはこう記されている。